【「ひと箱マーケット」とたべもの出張販売】

『藍色色展』の参加者の作り手の方たち(一部)が普段から作られてるものが、ひと箱ずつ並びます。

一人一箱。
人の手から生まれたものを箱に入れて、人のもとへ…。
箱本館「紺屋」の名前にも入っている、「箱本」制度で使われていた箱。(下で説明しています。)

「人」と「箱」がキーワードになっているような気がして、
「ひと箱マーケット」と名付けました。

箱がそのままショーケースになります。
それぞれの箱の中には、何が入っているのか…。
当日までのお楽しみです。

また、「ひと箱マーケット」の日には、日替わりでたべものの出張販売もあります。
   
  日にち:10月12日(土)〜14日(月・祝)
  *たべもの出張販売は、10:00〜15:00となります。
  *上記3日間は、入館無料。
  *上記3日間は特に大勢のご来館が予想されますので、公共の交通機関をご利用下さい。
 
  ◎「ひと箱マーケット」参加者はこちら→
  ◎たべもの出張販売  (それぞれの紹介はこちら→)
   
10/12 キッシュ専門店 Le Case
チーズケーキ専門店 tenton
10/13 米粉のパンとお菓子 睦実
焼菓子 うりぼうオーブン
10/14  アイガー洋菓子店
天然酵母パン coeur/ジンジャーエール une table
  《お願い》
    当日は、マイバッグ(たべものは保冷バッグ)などをご持参いただけますと幸いです。
お支払いは、現金のみとなります。
「ひと箱マーケット」のものに限り、当日お持ち帰りいただけます。(『藍色色展』展示作品は展示期間終了後のお渡しとなります。)
 
  ▼「箱本」制度と箱について
    箱本(はこもと)とは、豊臣秀長(秀吉の弟)が郡山藩を治めていた時代に成立したと言われる、現在の住民自治の先駆けのような自治組織の名前です。

箱本に属する十三の町が交代で自治にあたっていました。
箱本館「紺屋」がある紺屋町もそのひとつです。

それぞれの町が持っている特権を示す文書や約束事などの覚書などを御朱印箱という箱に保管し、月交代で持ち回っていました。

町から町へ、人から人へとつながっていた箱。
今回、意味合いは異なりますが、箱を通じた人のつながりが現代に蘇ります。
   
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